御神宝紹介 四、
来年は巳年を迎えます。当宇賀魂神講社は古くから蛇体の神を祀る講社として崇敬を集めてまいりました。また講社にご縁の深い木曽御嶽山は神職や修験者の修行の場として今もなお多くの宗教者が登拝しています。「御嶽信仰を学ぶものは忍術も学ぶべし」(御嶽神道 祈祷禁厭神占宝典)とあるように、御嶽信仰は日本古来の忍術とも深く関わりながら発展したと伝えられています。
蛇神を祀る当講社には、蛇と忍術にちなんで古くから「鎖鎌」の奉納が数多く寄せられてきました。ここに、宇賀魂神講社の御神宝でもある「く乃一忍者鎖鎌」をご紹介致します。