大講義 エイケイ先生の神道Q&A ③「七五三」
Q、神社での七五三のお参りについて教えてください。
A、はい、エイケイです。七五三のお祝いは、古くは「髪置き」「袴着」「帯解き」の祝いと言っていました。髪置きは三歳の男女児の祝いで、もう赤ん坊ではないという意味から、今迄剃っていた髪をこの日から伸ばし始める儀式です。袴着は五歳の男児の祝いで、初めて袴を着ける儀式、帯解きはは七歳の女児の祝いで、着物の付け紐を取り去り帯に替える儀式です。
現在では、その年齢にあたる子供に晴れ着を着せて、十一月十五日に神社へ参詣し、子供たちの成長と健康を感謝すると共に、今後の成長と更なる健康を祈願する儀礼となりました。なお、本来は数え年で祝いますが、最近では満年齢で祝う割合が多くなり、また参詣の日も十一月十五日に拘らず、その前後の都合の良い日に参拝する傾向が強くなっているようです。
古式神道本宮 桜神宮(田園都市線 桜新町駅 下車2分)でもこの秋、新型コロナウイルス対策に十分配慮した上で、七五三参りの方がたくさんお参りに来られています。宮司以下職員一同お子様たちの健やかなご成長を心よりお祈り申し上げております。ご参拝希望の方はどうぞ、桜神宮社務所までお問い合わせください。