大講義 エイケイ先生の神道Q&A ②「地鎮祭」

Q、「地鎮祭」とは何ですか?

A、はい、大講義の小林エイケイです。地鎮祭とは、建物を建てる時に先立ち、基礎工事に着手する前に、その土地をお守りいただいている神様をお迎えして、工事の安全と守護を祈念する神道の祭典です。「とこしずめのまつり」と訓読みしたり、単に「地祭(じまつり)」という場合もあります。

祭場は、一般的に土地の中央を使用し、清浄な場所を示すための斎竹(いみだけ)を四隅に立ててしめ縄を張ります。その中央に神籬(ひもろぎ)を立て神様の依代(よりしろ、神様の降りられる場所)とします。

祭典は、まず修祓(おはらい)の後に降神(神様をお招きする)を行い、次に神饌(しんせん)が供えられて、神職が祝詞を奏上します。そして土地を清める四方祓いを行い、地鎮の儀(初めてカマ、クワ、スキを入れる儀式)と続き、玉串奉奠、撤饌(神饌をお下げする)、昇神(神様をお送りする)が行われて終了します。

神道祭典事務局では都下関東近郊、どちらでもご依頼があれば地鎮祭のご奉仕を承っております。テント、竹、砂、お供え物も全てこちらで用意し、神職が直接車で現地に参りますのでお迎えも要りません。

当方、教派神道のため氏子区域の制限なくご奉仕させていただきます。ご依頼がございましたら詳細はメールにて神道祭典事務局までお問い合わせください。

(写真:一般的な地鎮祭の斎場の様子)